のめり込みのサインと、相談できる窓口

パチンコやパチスロは、自分のお金と時間の範囲で楽しむ娯楽です。ところが、その範囲を超えて生活に影響が出始めることがあります。この記事では、そうなり始めたときに現れやすいサインと、本人や家族が相談できる窓口を紹介します。

最終更新: 2026-09-13

のめり込みのサイン

次のようなことに心当たりがないか、確認してみてください。

  • 最初に決めていた金額や時間を超えて打つことが多い
  • 負けたお金を取り返すために、また打ちに行く
  • 打つためのお金を借りたことがある、または借金が増えている
  • 使った金額や打っていた時間を、家族や周りの人に隠している
  • やめよう、減らそうとしても、うまくいかない
  • 打てないとイライラしたり、落ち着かなくなったりする
  • 仕事や学業、家庭のことより、打つことを優先してしまう

ここに挙げたのは、よく見られるサインの例です。当てはまるかどうかで病気かどうかを判断するものではありません。 ただ、いくつも当てはまる、以前より当てはまることが増えてきた、と感じたら、一人で抱え込まずに相談することを考えてください。 相談は、本人だけでなく家族もできます。

パチンコ・パチスロの依存問題に特化した電話相談

リカバリーサポート・ネットワーク(RSN)

電話
050-5846-3952(IP電話)
受付
月〜金(祝日を除く)10:00〜22:00(受付は21:30まで)
料金
相談は無料(通話料のみ負担)
対象
問題で悩んでいる本人や、その家族

パチンコ・パチスロの依存問題についての相談窓口です。ホールや機械への苦情、お金の貸し付け、医療機関の紹介などには対応していません。 詳しくは公式サイトで確認してください。

住んでいる地域の公的な相談窓口

各都道府県と政令指定都市には精神保健福祉センターがあり、ギャンブル等の依存についての相談を受け付けています。 本人だけでなく家族からの相談もでき、地域の医療機関や自助グループについての情報も得られます。

全国の相談窓口や、依存症の治療を行っている医療機関は、依存症対策全国センターのサイトで探せます。

依存症対策全国センター「全国の相談窓口・医療機関を探す」

相談窓口、医療機関、自助グループ・家族支援の情報がまとめられています。

https://www.ncasa-japan.jp/you-do/treatment/treatment-map/

相談する前に、記録が役に立つ

相談するときに、「どれくらいの頻度で打っていたか」「月にいくら使っていたか」を伝えられると、状況を正確に伝えやすくなります。 収支を記録しているなら、それはそのまま相談の材料になります。

ただし、記録を付けることが先ではありません。記録がなくても相談はできます。困っていると感じたら、そのまま連絡してください。

家族や周りの人が気になったとき

相談できるのは本人だけではありません。上で紹介した窓口は、どちらも家族からの相談を受け付けています。

本人を問い詰めたり、借金を代わりに返したりする前に、まず窓口に相談して、どう関わるのがよいかを聞くことができます。 対応の仕方は状況によって違うので、ここで一般的な正解を書くことはしません。専門の相談員に聞くのが確実です。

相談の前に整理しておくとよいこと

必須ではありませんが、次のことを手元にまとめておくと、状況を伝えやすくなります。

  • いつ頃から、どれくらいの頻度で打っているか
  • 1か月にどれくらいのお金を使っているか(おおよそで構いません)
  • 借り入れがあるか、ある場合はおおよその額
  • 仕事・学業・家庭・健康など、生活面で困っていること
  • やめよう、減らそうとして試したことと、その結果

思い出せない項目は空欄のままで構いません。分からないことを確認するのも相談の目的のひとつです。

カモログから伝えたいこと

カモログは、負けを隠さずに記録し、共有できる場所としてつくっています。負けを笑いに変える文化も大切にしています。 でもそれは、負けが自分の暮らしの範囲に収まっていることが前提です。

笑い話にできないほど負けがつらくなっているなら、それは我慢や根性で解決する問題ではありません。 相談することは、恥ずかしいことでも、弱いことでもありません。