等価と非等価で収支はどれだけ変わるか - 換金率の計算例

同じ台で同じ枚数を出しても、どの店で打ったかによって手元に残るお金は変わります。違いを生むのは換金率です。この記事では、等価と非等価で収支がどれだけ変わるのかを、具体的な数字で確かめます。

等価と非等価

メダルや玉を借りるときの値段(貸出単価)と、換金するときの値段が同じ店を等価、 換金するときのほうが安い店を非等価と呼びます。

換金率は「何枚(何玉)で100円になるか」で表すと分かりやすくなります。20円スロットの場合、等価なら5枚で100円、つまり1枚20円です。 「5.6枚交換」の店なら5.6枚で100円なので、1枚あたり約17.86円にしかなりません。

20円スロット 100円になる枚数 1枚あたり 等価に対して
等価5枚20円100%
5.6枚交換5.6枚約17.86円約89.3%
6枚交換6枚約16.67円約83.3%

計算例1: 勝った日

20円スロットで現金20,000円を投資し(1,000枚借りた)、最終的に2,000枚を換金したとします。

換金率 2,000枚の換金額 収支
等価40,000円+20,000円
5.6枚交換約35,714円約+15,714円
6枚交換約33,333円約+13,333円

まったく同じ出玉でも、6枚交換の店では等価の店より約6,667円少なくなります。 ここでは端数をそのまま計算していますが、実際の店では現金にならない端数が景品などで渡されるため、手元の現金はさらに少し減ります。

計算例2: 負けた日

同じく現金20,000円を投資して、最後に500枚だけ残った場合です。

換金率 500枚の換金額 収支
等価10,000円−10,000円
5.6枚交換約8,929円約−11,071円
6枚交換約8,333円約−11,667円

負けた日も、非等価の店のほうが負けは大きくなります。換金率の差は、勝っても負けても常に不利な方向に働きます。

プラスマイナスゼロに必要な枚数

現金20,000円を投資したとき、それを取り戻すのに必要な枚数は換金率によって変わります。

  • 等価: 20,000円 ÷ 100円 × 5枚 = 1,000枚
  • 5.6枚交換: 20,000円 ÷ 100円 × 5.6枚 = 1,120枚
  • 6枚交換: 20,000円 ÷ 100円 × 6枚 = 1,200枚

等価なら借りた1,000枚を取り戻せばトントンですが、6枚交換の店では1,200枚出してやっとトントンです。 借りた枚数と同じだけ残して帰っても、非等価の店ではその時点で負けています。

パチンコの場合

4円パチンコでも考え方は同じです。等価なら25玉で100円(1玉4円)、28玉交換なら28玉で100円(1玉約3.57円)になります。

5,000玉を換金すると、等価では20,000円、28玉交換では約17,857円です。28玉交換では等価の約89.3%にしかならず、 同じ出玉でも約2,143円少なくなります。

非等価の店で持ち玉が大事になる理由

非等価の店では、現金で借りるメダルは1枚20円なのに、手元にある持ちメダルは換金すると1枚約17.86円(5.6枚交換の場合)の価値しかありません。 持ちメダルで打てば、その差の分だけ有利に打てることになります。非等価の店で「持ち玉遊技」が重視されるのは、このためです。

逆に言えば、持ちメダルがなくなって現金で借り直すたびに、換金率との差の分だけ不利になります。 記録で投資と回収をどう数えるかは投資額の数え方を決めるにまとめています。

打つ前に換金率を確認する

換金率は店ごとに違い、同じ店でもスロットとパチンコで違うことがあります。 自分の収支を正しく記録するためにも、打つ店の換金率は把握しておいてください。

カモログでは、枚数(玉数)で投資や回収を入力すると、店ごとに記憶した換金率で円に換算されます。 換金率を変えれば換算額も変わるので、同じ枚数がその店でいくらになるのかを入力しながら確認できます。 機械割との関係は機械割と回収率の違いを参照してください。