月の予算を決めて守る - 上限を超えた日を記録で見えるようにする
負けを小さくする方法はいろいろ語られますが、一番確実なのは「使っていい金額を先に決めて、それを超えない」ことです。この記事では月単位の予算の決め方と、記録を使った守り方を紹介します。
なぜ「1日」ではなく「1か月」なのか
1日ごとの上限だけを決めると、「今日は上限まで使ったけど、明日また来ればいい」という抜け道ができます。 1日の負けは小さく抑えられていても、回数が増えれば月の合計は膨らみます。
生活費は月単位で動いているので、遊技に使うお金も月単位で上限を決めるほうが、家計との整合が取りやすくなります。 1日ごとの上限は、その月の予算を守るための補助として決めるのがおすすめです。
予算は「なくなっても困らない額」から決める
予算を決めるときにやってはいけないのは、「勝てば増えるから」と期待を含めて決めることです。 予算は、その月に全額負けても生活に影響が出ない金額として決めてください。
- 月の手取りから、家賃・光熱費・食費・通信費などの固定的な支出を引く
- 貯金に回す額を先に引く
- 交際費や趣味など、ほかに使う予定のお金を引く
- 残った額の中から、遊技に使っていい上限を決める
ここで「残った額の全部」を予算にしないことが大事です。急な出費に備える余白を残してください。
予算は「投資額」で管理する
予算を「収支がマイナス何万円まで」で決めると、勝った日の分だけ使える額が増えていきます。 月の前半に勝つと気が大きくなり、後半に勝ち分を全部使ったうえで予算まで負ける、ということが起きます。
守りやすいのは、その月に財布から出していい投資額の合計で上限を決める方法です。 勝ったお金は予算に足さず、別に取っておく。そうすると、予算を使い切った時点でその月は終わりだとはっきり分かります。
月の途中で「残り」を確認する
予算を決めても、今いくら使ったのかが分からなければ守れません。ここで記録が役立ちます。
カモログには予算を設定する機能はありませんが、分析画面の月別収支やカレンダーで、その月の投資の合計をいつでも確認できます。 週に一度、決まった曜日に「今月いくら使ったか」を見る習慣を付けてください。予算の7割を超えていたら、残りの週は打つ回数を減らす、という判断ができます。
計算例
手取り25万円の人が、前の項の順番で計算するとこうなります(金額はあくまで例です)。
| 項目 | 金額 | 残り |
|---|---|---|
| 手取り | 250,000円 | 250,000円 |
| 固定費(家賃・光熱費・通信費など) | −150,000円 | 100,000円 |
| 先に取る貯金 | −30,000円 | 70,000円 |
| 食費・交際費・他の趣味 | −40,000円 | 30,000円 |
| 遊技に使っていい上限 | 15,000円 | 余白 15,000円 |
残った30,000円を全部予算にせず、半分を余白として残しました。急な出費があった月に、遊技の予算を削らずに済むからです。 余白を作らずに全額を上限にすると、想定外の支出が出るたびに「今月は打てない」か「予算を破る」かの二択になります。
週ごとに残りを見る
上限15,000円を1か月で使うなら、週あたりの目安は約3,750円です。週に一度、記録から今月の投資合計を確認して、 残りと照らし合わせます。
| 確認日 | 今月の投資合計 | 残り | 判断 |
|---|---|---|---|
| 第1週 | 4,000円 | 11,000円 | 想定どおり |
| 第2週 | 11,000円 | 4,000円 | 使いすぎ。残り2週で配分を決め直す |
| 第3週 | 15,000円 | 0円 | 今月はここで終わり |
大事なのは、残りが0になった時点でその月はもう打たないと決めておくことです。 「来月の前借り」を始めると、予算を決めた意味がなくなります。
予算を超えた日は、それ自体を記録する
予算を超えてしまう月もあります。そのときは、超えたことを隠さずに記録してください。 タグで「予算オーバー」と付けておくと、 どんな状況で予算を破っているのかが後から集計できます。
多くの場合、予算を超える日には共通点があります。給料日の直後、仕事で嫌なことがあった日、大きく負けた翌日などです。 パターンが分かれば、その日は店に行かない、財布に入れるお金を減らす、といった対策が立てられます。
予算を守れなくなってきたら
毎月のように予算を超える、予算を守るために借金をしている、負けを家族に隠している。 こうした状態が続いているなら、それは予算の決め方の問題ではなく、のめり込みのサインかもしれません。 のめり込みのサインと、相談できる窓口も確認してください。